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| <水素脆性とは> |
| 鉄鋼を酸洗いや電気めっきする時には水素が発生する。その際に水素原子又は水素イオンが鉄鋼組成中に吸収され、経時的に鉄鋼が脆化することを水素脆性という。水素脆性により、最終的には鋼の破壊が起こる。この現象を遅れ破壊という。 |
| <遅れ破壊のメカニズム> |
| 鉄鋼中に侵入した水素原子は応力集中部に移動していく性質がある。集中した水素原子は互いに結合して水素分子は形成する。分子となる際には大きな膨張がおこり1X104気圧以上の高圧が発生して、鋼の組成を引き裂いて破断が起こる。 この様に応力集中こ個所への水素原子の拡散集積には時間が必要であり、これが遅れ破壊の原因であり水素脆性破壊の特徴である。 |
| <ベーキング効果について> |
| 電気亜鉛めっき工程等で鋼中に吸収された水素原子を鋼外に放出する目的で200℃前後で加熱することをベーキングという。 ベーキングにより鋼中の水素量は確かに減少する。しかし、数時間ベーキングを行なっても水素を完全に除去することはできず、水素脆性の危険を完全に回避することはできない。これはベーキングで亜鉛めっき皮膜中の水素原子の約半分は鋼の内部へ拡散侵入して、一時的には鋼中の水素原子濃度がかえって高まる。また亜鉛めっき層中の水素原子の通過速度が極めて遅いのでめっき層を通過して水素が放出され難いためと云われている。 |
資料提供元 |
株式会社日本ラスパート |
電話番号 |
072-432-8711 |
ファックス番号 |
072-432-2860 |
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代理店 |
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